賛否両論、誤解を恐れずに告白すると、
私はやっと、母性や愛情が溢れてきたように思います。
長女のときは、生まれてからすぐに
当たり前のように愛しくて愛しくてたまらなかったです。
良い妻、良いママでいようと
24時間365日、全力で愛情を注いだように思う。
そしてふと、枯渇する自分に気づいたのです。
私の中が空っぽのようで。
そんなときに出会った保育園の先生の言葉。
「自分の心の穴を、子どもで埋めるんじゃないよ。
子ども騙しな子育ては辞めて、
あなたは、あなたを生きなさい。」
そこから私は、
エネルギーや愛情が自分の真ん中から湧き出て溢れるまで
自分を生きること、自分が自分と繋がることに
夢中になっていたのだと思います。
分離したままの自分からは
何にも湧いてこなかったから。
子どもと向き合う時間より
自分と向き合う時間のほうが多くて、
そんな数年を経た今。
何よりも大切なのは
子どもたちと育ち合う豊かな時間。
目と目を合わせること。
手と手を合わせること。
心と心を合わせること。
「私」が「私」じゃないままでは、
本当の意味で私が相手と合わさることはできなくて。
自分が自分と繋がって、やっと
子どもたちとも繋がれるようになりました。
ママだから当然に子どもを愛する、じゃなくて。
溢れてくる愛で、今はすべてが愛おしい。
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こんな私の例は、極端すぎるのかもしれないけど。
でも例えば、
子どもといることが苦しくなる瞬間があったとして。
子どもといることを慈しめない瞬間があったとして。
まずは、そんな自分をゆるすことから始めることができたなら。
そんな自分を癒すことから始めることができたなら。
そんな場所が、どこかにあってもいいんじゃないかと
私は思う。
子どもに自分の何かを押しつけるよりも
まずは自分が自分の真ん中と繋がることを大切にする。
子どもと一緒にすごす時間も、
子どもと離れてすごす時間も、
どちらも大切にできる場所。
大甕駅に開いたmicakelは、
そんな場所になっていくのかもしれないです。
もうすぐmicakelで、赤ちゃんの見守りを始めます。
シェアオフィスでお仕事したり、
シェアキッチンやサロンでお店を開いたり、
カフェでゆっくりすごしたりする間、
私たちが赤ちゃんを抱っこします。遊びます。見守ります。
子どもが小さいうちは、なるべく一緒に。
そんなふうに思うママやパパが、
保育園には預けず、その気持ちを大切にできるように。
小さい子どもがいるけど、自分を生きたい。
そんなふうに思うママやパパが、
いつでも自由に、自分を表現できるように。
どっちの気持ちも分かるから。
どっちも大切にできる場所を育んでみたい。
とゆうことで、その前段に、
まずはママやパパに
今のいろんな気持ちを聞いてみたいと思っています。
家族の枠を超えて育ち合う繋がりを築けたら。
まずは今週末から、子育て座談会を開いてみようと思うので
タイミングの合う方はぜひ、お集まりください^^
月に1回ほど継続して開催する予定です。
日立市女性若者支援課さんに共催いただき
日立市のホームページ上にフォームをつくっていただきました!
詳しくはこちらから
子育てのこと。
この記事を書いた人
佐々木 しづか
根っこのある暮らし研究所 代表/CANVAS合同会社 副代表
茨城県多拠点でシェア施設を運営して、起業や移住、子育てのサポートをしています。
講座やセッションはオンラインで全国どこでもOK。
旅する暮らしをしているので出張講座も可能です。
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