私が私を生きること。

2021年。夏至の日に火入れした「あかりのありか」

それまで育んできたものが表に現れたこの日から、
私の肚が「母体となって場を開く」と決めたようで
この1年で3つの場が開き、もうすぐあと3つの場が開きます。

いくつもの場の開くタイミングが集中したことで
1つ1つの場に自分の身を留めておけないことがもどかしく、
けれど、自然が決めた采配は最善で。

場を開く度に吹っ飛びそうになる自分を自分に留め
私が私で在ることの鍛練を積み重ねさせてもらった日々でした。

場を生んで、自分の身をその場に置かないことは、
子を産んで、離れることの痛みに似たものを感じていたけれど。

どちらも当然に私の所有物ではなく、
私にできることは

子が、その子らしくあるように
場が、その場らしくあるように
私は、わたしらしくある。


本領を発揮して命を全身全霊全うする。ただそれだけ。

そう思って
「その場にいる」「そばにいる」と目に見えずとも、
私が私で在ることで育まれるものがあるのだと
信じて歩いてきた道を、
「大丈夫。」と優しく照らしてくれたのは
友が表現し続けてくれた場の今と、
昨夜届いた友のウタでした。

私にできることと誰かにできること。
それはぜんぶ、私ができなくてもよいのだということ。
誰かのできることとできないことが合わさるのは
とても愛しく豊かなことなのだということ。


1年前に感じた予感が、今は実感を伴う私の真実です。
勝田の「cohako」
大みかの「micakel」「oniwa」
日立の「サンリーブス」「慈雨」
それぞれの施設のオープンに相方くんと邁進する日々の中、
授かったものを育んでくれたみんなのおかげで
今があり、すべて繋がっています。

「あかりのありか」は、
私から生まれてくるすべての源流。
水脈のすみずみまで行き渡る循環を
育み続けてくれたみんなに敬意と感謝でいっぱいです。

この記事を書いた人

佐々木 しづか

根っこのある暮らし研究所 代表/CANVAS合同会社 副代表
茨城県多拠点でシェア施設を運営して、起業や移住、子育てのサポートをしています。
講座やセッションはオンラインで全国どこでもOK。
旅する暮らしをしているので出張講座も可能です。
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